Interledger進捗/IoV
~価値のインターネット~
Interledgerの進捗が知りたい場合は、このページを最後までご覧ください。
✅IoV実現のタイムライン
2030年頃に成熟する
元Ripple社CTO Interledger財団の会長 Stefan Thomas氏によるプレゼン資料内には、2030年~にInterledgerは成熟する(Maturity)と表記されています。
Interledger実現までのタイムスパンは、2030年までを目標にのんびりと楽しむ心構えが必要ですね。
さらに、かの有名なEveris社(NTTデータ子会社)のプレゼン資料を引用すれば…、
✅価値のインターネット実現のタイムライン
- 2017-2020:Rippleが国境を越えた銀行間送金の標準となる、ILPが銀行元帳の相互接続の標準となる(Rippleソフトウェアの一部として)
- 2020-2025:キャピタルマーケットとトレードファイナンス分野におけるブロックチェーンソリューションが出現する(R3Corda、DAH、Fabric、等)さらに、ILP Java がHyperledgerプロジェクトの相互運用性ソリューションの基礎となる。
- 2025-2030:ブロックチェーンと分散元帳が一般的になり、すべての資産取引ネットワークがInterledger(ILP)により相互運用される。
やはり、2025年-2030年に向けてプロジェクトを進行しているようです。
少しづつでも確実にプロジェクトは前進しています。
IoV進捗どうなってんの!?
という疑問にお答えしていきます。
Interledger進捗/IoV
- InterledgerRafikiに本腰:2021年5月
- Interledger財団設立:2021年4月
- Coil設立:2018年5月
✅InterledgerRafikiに本腰:2021年5月
InterledgerRafikiは、Interledgerをウォレットプロバイダーが実行することにより、マネーサービス企業や開発者がAPIをとおして気軽にInterledger環境に接続できるようにするためのオープンソースパッケージです。
✅Interledger財団を設立:2021年4月
Interledger財団は、オープンで低コストな支払い方法の確立のための非営利慈悲団体として、2021年に正式に活動をスタートしました。
具体的には、Interledger財団は下記の集合体のようなものです。
✅Interledger財団:現時点の実態
- Coil:InterledgerによるWeb収益化を推進する企業
- Mojaloop:ビル&メリンダ・ゲイツ財団が協賛する、モバイルマネーの包括的な相互運用性の提供(Interledgerの普及)
- JoPACC:ヨルダンの支払い決済会社 ヨルダン・ペイメント&クリアリング・カンパニー
ヨルダンは、シリア・イラク・サウジアラビア・イスラエル・パレスチナと国境を隣接する、中東の中でも比較的平和で安全な国です。
✅Coil設立:2018年5月
Coil社は、Interledgerの考案者でもある StefanThomas氏がCEOとして設立された「InterledgerによるWeb収益化の実現(支援)」のために設立されたフィンテック企業。
Interledger財団のメンバーでもあり、包括的なInterledgerによるWeb支払いの推進・支援をおこなっている。
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