RippleXRPに関する最近の動向/進捗まとめ

RippleXRPに関する最近の動向/進捗まとめ:

 

波に乗るODL:

≫分析

 

  • RippleNet+ODL進捗:国境を超えた送金分野で大きな優位性あり
  • FederationSideChain:CBDC,NFT,スマコン進捗
  • Interledger:Mojaloop進行、Coil進捗

 

RippleXRPに関する最近の動向/進捗まとめ:

1.RippleNet+ODL進捗:

RippleXRPの価格上昇に関しては、RippleNet+ODLがスイートスポットであると考える。RippleNet+ODLの進捗は順調。

  • ODLは流動性ソリューションである
  • 企業のノストロ口座はXRPに置き換えられる
  • 計画はエキゾチック回廊の小額支払いからスタート

※※ブリッジ支払いに流動性をもたらす特許を取得しています。

Ripple社はTranglo株式の40%を取得 アジア太平洋地域で拡大

※※ODL進展により、ノストロ口座を持たず、XRP流動性を活用する企業が増えるはず
※※ODLは勢いを増しており、四半期ごとに130%成長し、RippleNetのトランザクションの約1/4を占めています

※※ODLは流動性拡大の初期段階

  • 暗号資産取引所の口座を介してXRPをブリッジ資産として活用
  • 中東.北アフリカ でもODLの活用を開始

 

2.FederationSideChan:

『FederationSideChain』は実験段階だが、Rippleチーム(DavidSchwartz)が確実な開発を進めている。Federatorソフトウェアにより、XRP元帳の側鎖(サイドチェーン)上の資産をシームレスに移動。およびDeFi、DEX(AMM)機能など。

  • XRPSideChain資産のシームレスな移動
  • XRP元帳を介したネットワーク(DeFi、スマコン)を形成可能

さらに…、

  • プライベート元帳上のXRP取引
  • CBDCプライベート元帳の実装/CBDCネットワークソフトウェア
機関が必要な分散性・信頼性を担保するためには、オープン元帳である必要はない。

 

3.Interledger:

価値のインターネット『IoV』の実現に向け、RippleNet外でのInterledgerネットワーク構築に向けて動きがある。

  • Interledger財団:Mojaloop、Coil、Interledger、プロジェクトのホスト
  • Mojaloop:南アフリカ地域など、Interledgerによる金融包括
  • Coil:WebMonetizationのアプリケーション/ユースケース拡大

※※Coil:Interledgerにより、中間コストなしであらゆる資産のP2P支払いを可能にする未来を構築している

Grant for the Web ⇒ 1億ドルのWebMonetizationファンド

≫詳細はこちら

現在はInterledger普及の初期段階。1990年にインターネットが何の役に立つのか理解されていなかったのと同じで、2020年にインターレジャーが何の役に立つのか理解されていない。

 

その他:

  • PolySign/StandardCustody:特許技術により、エンタープライズクラスの分散型カストディソリューション(独自ブロックチェーン式)を構築

 

Ripple社が目指すもの『価値のインターネット(IoV)の実現』:

Ripple社が目指している『価値のインターネット(IoV)』は本当に実現可能なのか?

 

上述のとおり…、

  • 1.RippleNet+ODL
  • 2.FederationSideChain
  • 3.Interledger財団

それぞれ、大きく3つの動きがある。

 

『価値のインターネット(IoV)』を実現するには、

  • インフラとしてのInterledgerネットワーク

それを実現するには…、

  • 銀行元帳のInterledger接続(RippleNet)
  • モバイルマネーのInterledger接続(Mojaloop)
  • 資本市場元帳のInterledger接続(SideChain?)
  • Interledger規格によるアプリケーションの広範な採用
  • XRPによる流動性供給

が必要となる。

XRP自体は、金融機関が活用できる『決済用デジタル資産』

※※必要なのはインフラとアプリケーション

 

Interledgerのインフラを整備するとともに、Interledgerを活用したアプリケーションを創出していく必要がある。

※ソース:PumaBrowser

  • Grant for The WEB:1億ドルの『Web収益化』の促進ファンド⇒1億ドルでWeb収益化のユースケースを創出している、助成金(ファンド)

Webの経済を再構築する『WebMonetization』の採用を促進します(コンテンツとアプリの支払い方法を再考する)

※※WebMonetizationは、InterledgerによりWeb収益化のあたらしい方式を提案している

 

Interledgerの流動性が十分に向上すると…、

  • 多くの支払いをふくむアプリケーションがInterledgerネットワークを決済手段として接続できる
※※最終的には、支払いアプリケーションはすべて『Interledgerに接続すればOK』という状況になることをめざしている

 

ILPはプラットフォーム:

  • ILPはプラットフォームであり、RippleNetはILP決済に対応した決済ネットワークです。

 

RippleNetは銀行元帳をInterledgerの決済元帳として利用することができる

  • ネットワークを超えてILPで接続できる
  • その時、ILP決済のための流動性プールとしてXRPが活用できるだろう

※ソースpdf

※※異なる2つのネットワークに口座を持つ『コネクタ』の信頼を伝播して支払いをおこなう

 

分断された支払いネットワークの統合:

※※Interledgerは支払いネットワークを相互接続するネットワーク

それぞれの送金ネットワークに口座を持つ『コネクタ』が流動性を提供し、流動性ソリューションとしてXRPを活用することができる

 

トラフィックの増加によりコストは激減する:

 

 

考察:

Interledgerは価値のネットワークを相互接続するプロトコル

  • RippleNet
  • VISA
  • JVB
  • Mpesa
  • Alipay
  • など

それぞれの分断されたネットワークを『コネクタ』によりつなぎ合わせ、支払いネットワークに相互運用性をもたらすことができる。

 

  • RippleNetでXRPに十分な流動性を与える⇒銀行元帳の流動性はXRPに集約される
  • その他の元帳もInterledgerに接続され、流動性ツールとしてXRPが活用される

  • Interledgerアプリは、Interledgerに対応した銀行元帳(RippleNet)をとおして決済できるようになる
  • さらに、CBDCをXRP元帳SideChain上に発行することでXRP元帳をとおしてシームレスに流動性を提供することができる

 

 

Ripple社が目指しているのは『価値のインターネット』の世界:

  • CBDCネット:CBDCをXRP元帳SideChain上に発行することで、CBDCの相互運用性が保たれる
  • RippleNet:銀行元帳をILPベースでネットワーク化し、銀行元帳に相互運用性をもたらす
  • Mojaloop:モバイルマネーをILPで接続し、相互運用性をもたらす

その他

  • AmericanExpress:RippleNetに参加
  • Tranglo:Ripple社が40%株式を取得
  • Earthport:Ripple接続を提供

 

(※★RippleNet対応済み)

  • ACI Worldwide ★
  • Finastra 
  • FIS ★
  • Fiserv
  • Volante ★
  • ECS Fin
  • (StoneX)
  • Pelican *公式サイト

上記のとおり、主要な国際送金決済プラットフォームの提供者であるフィンテック企業はRippleNet支払いのサポートを提供しています。

詳しくはこちら

送金プロバイダー:

  • Novatti Group:オーストラリアの大手企業向け送金プロバイダー ⇒ マレーシア、タイでRippleNetを活用
  • iRemit:フィリピン最大のノンバンク送金プロバイダー
  • Viamericas:アメリカの送金プロバイダー
  • IDT Corporation:米国に本拠を置く、多国籍金融サービスプロバイダー
  • LuLu Exchange:アブダビ拠点、大手金融サービスプロバイダー
  • Nium:
  • FlashFX:

 

決済会社:

  • Tranglo:東南アジアの決済アグリゲーター ⇒ SCB、BKK Forex、DeeMoneyなど、送金コリドーを拡大
  • MercuryFX:2007年設立、ロンドン・香港・ケープタウンにオフィス、為替決済プロバイダー

 

 

対抗する動きか?:

 

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