NEM:Symbol/XYMとは何か??
このページでは、「NEM:Symbol/XYMとは何か??」について、ざっくりとわかりやすく解説していきます。
NEM:Symbol/XYM(ジム)とは何か?
NEMの大型アップデート「Catapault:カタパルト」
もともと、NEM Group Ltd により計画されていたNEMチェーンの大型アップデート「Catuapault:カタパルト」がありました。
元々は、NEMチェーンをアップデートして新機能を搭載する予定でしたが、予定変更で「Catuapault:カタパルト」ではなく、「Symbol(シンボル)/XYM(ジム)」という新たなブロックチェーンとしてリリースすることになりました。
✅NEMとSymbolの違い
- NEM:開発サンドボックス環境(テスト試験むけチェーン)
- XYM:エンタープライズ(企業や公的機関)特化、ハイブリッドチェーン
ハイブリッドチェーンとは何か?
Symbolは、PoSによるパブリックと、プライベートチェーンで資産の互換性を保つ仕組みがあり、次のとおりです。
企業や公的機関(エンタープライズ)では、独自の「Symbol:プライベートブロックチェーン」を実行し、Gatewayを経由することによりSymbolパブリックチェーンと相互運用できる仕組みとなっています。
開発言語は、NEM:Javaから、Symbol:C++へとゼロから開発されました。
Symbol:XYMの合意形成は「PoS+」であり、ネイティブ資産として約90億XYMが設定され、そのうち73億がスナップショットでユーザーに割り当てられました。
ちなみに、パブリックSymbolのTPSは「およそ100TPS」だそうです。
その他の機能
- アグリゲート・トランザクション:TXをスマコンでひとまとめに処理する
- モザイク:アセット発行機能
- マルチシグ:マルチシグ(連署)ウォレット機能が実装されました
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