RippleXRPは、なぜ今後価格上昇する可能性があるのか?

※投資はあくまで自己責任であり、このページの内容は未来を保証するものではなく、一切の責任を負いません。

RippleXRPは、なぜ今後価格上昇する可能性があるのか?

RippleXRPと言えば、国際送金に革命を起こすフィンテックベンチャーである「米国Ripple社」が約半数を保有していることでも有名です。

✅では、どうしてRippleXRPは今後の価格上昇が期待されているのでしょうか?

このページでは、仮想通貨RippleXRPの今後の価格上昇が期待されている理由をわかりやすく解説します。

RippleXRPの今後の価格上昇が期待されている理由4つ

なぜ、暗号資産RippleXRPは今後の価格上昇が期待されているのか?と言えば、その理由は4つあります。

仮想通貨RippleXRPの今後の価格上昇が期待されている理由4つをわかりやすく解説しますね。

理由①:国際送金を革命するから

NTTデータ子会社:Everis資料

まず第一に、仮想通貨RippleXRPの今後の価格上昇が期待されている理由の1つ目は、なんといっても遅くて失敗する現在のSWIFT(国際銀行間通信協会)による送金方式に革命を起こし次世代型の国際送金ネットワークを構築しているからです。

✅現代の国際送金網は時代遅れ

高度にグローバル化している現代において、従来のSWIFT(国際銀行間通信協会)が提供する国際送金システムによる送金ではもはや時代遅れになりつつあります。

SWIFTによる送金方式は、遅くて高コスト、失敗リスクのある送金方式であり、RippleXRPではリアルタイムで低コスト、清算と決済が一体となった送金システムを開発・提供しています。

国際銀行間通信協会(SWIFT)でも、Ripple社に対抗して次世代型の国際送金ネットワークを準備している状況ですが、DLT技術を活用した送金においては米国Ripple社にアドバンテージがあります。

✅Ripple社が取得したオンデマンド送金の特許

暗号資産XRPを大量に(過半数)を保有している、米国のベンチャー企業であるRipple社は、次世代型国際送金システムの鍵となる技術である「オンデマンド送金(ODL)」に関する米国特許の承認を受けています。

On-Demand-Liquidityの仕組み

今後、国際送金をリアルタイム・低コスト化していくうえでの重要な鍵となる技術です。

 

理由②:価値のインターネットを実現するから

米国のフィンテックベンチャーであるRipple社は、単に国際送金決済を次世代化するための企業ではありません。

Amazon.comが最初に本の通信販売から開始して今ではあらゆる商品をとりあつかうのと同じように、

米国Ripple社はまず国際送金の革命からスタートして、最終的には「価値のインターネット(IoV)」の構築を目指しています。

✅国際送金革命は始まりに過ぎない

米国フィンテックベンチャーのRipple社にとって、現在のん国際送金決済の革命は始まりにすぎません。

2021年3月には、中央銀行向けのCBDCプライベート元帳のパイロットプロジェクトを発表しています。

≫Ripple:CBDCプライベート元帳とは?

✅ILPによりあらゆる元帳をつなげる

米国Ripple社がめざしている「価値のインターネット」とは、Interledger:ILP技術によりあらゆる元帳がつながり、相互にリアルタイムで低コストに価値を送金することができる未来です。

一つの例として、ビル&メリンダ・ゲイツ財団と協力して、モバイルマネー向けの相互運用性ソリューションである「Mojaloop(モジャループ)」を発表。

さらに、Linux財団が主導するブロックチェーンのオープンソース開発コミュニティ内ではInterledgerのJava実装となる「HyperledgerQuilt」を発表。

理由③:R3Cordaと協力しているから

R3Corda(コルダ)というのは、エンタープライズクラスで主要な採用を予測されているプライベートブロックチェー元帳の一種です。

R3Cordaを活用することにより、企業や組織は元帳間の相互運用性を確保した状態で、独自のプライベート元帳を実装することができます。

「R3Corda」は、特に金融分野でのエンタープライズクラスで求められる秘匿性、および相互運用性を実現することを目標に設計されたプライベートDLT元帳であり、

実際にエンタープライズクラスの実用に耐える秘匿性、分散性、取引スループットを実現しています。

≫r3Cordaとは何か?

✅Ripple社とR3社は協力している

Ripple社の大株主である日本の金融コングロマリット「SBIホールディングス社」は、r3社の大株主でもあります。

SBIホールディングス社が決算プレゼンテーションとして公開している資料を確認すれば、金融分野においてRippleXRPr3Corda(コルダ)の協力を仰ぐ意図が見て取れます。

SBI決算プレゼン資料2020 - RippleとCordaの提携について

r3Corda上の分散型アプリ(Dapps)であるCordaSettler(コルダセトラー)上でも、暗号資産XRPによる決済モデルを真っ先に実装するなど、協力的な姿勢が見てとれます。

理由④:Hyperledgerと繋がるから

Hyperledger(ハイパーレジャー)と言うのは、R3Cordaとおなじように、金融分野で主要な採用が期待されいてるエンタープライズクラスのプライベート分散元帳のオープンソース開発コミュニティです。

Hyperledgerも、R3Cordaとおなじく金融分野での活用が期待されているプライベート分散元帳です。

✅Hyperledger Quiltの実装

米国Ripple社はLinuxファウンデーションが主導する「Hyperledgerコミュニティ」の一員として名を連ねており、Hyperledger上の相互運用性ソリューションである「Hyperledger Quilt」を実装しています。

Hyperledger Quilt

※Hyperledger Quiltは、InterledgerProtocolのJava実装です。Hyperledger Quiltにより、Hyperledger上に相互運用性がもたらされます。

 

価値のインターネット実現のタイムライン

RippleXRPの今後の価格上昇が期待される理由を理解するうえで「価値のインターネット実現のタイムライン」を理解することは重要です。

では一体、米国Ripple社の目指す「価値のインターネット(IoV)」とは、どのようなタイムラインで、どのように実現されると言うのでしょうか?

ここで、RippleXRPの投資家であれば知らない人はいないほど有名な、かの「Everis資料」より引用すれば…、

【価値のインターネット実現のタイムライン】

価値のインターネット実現のタイムライン

  • 2020-2025:キャピタルマーケットとトレードファイナンス分野におけるブロックチェーンソリューションが出現する(R3Corda、DAH、Fabric、等)さらに、ILP Java がHyperledgerプロジェクトの相互運用性ソリューションの基礎となる。
  • 2025-2030:ブロックチェーンと分散元帳が一般的になり、すべての資産取引ネットワークがInterledger(ILP)により相互運用される。

NTTデータの関連会社「Everis社」の資料によると、価値のインターネット実現のタイムラインは上記のとおり。

2025年~2030年において、すべての資産取引ネットワークがInterledger(ILP)により相互運用可能になる未来が予測されています。

まるでエヴァンゲリオンに出てくる『死海文書』のように、あらかじめ予測されたタイムラインとして2020-2025に「R3Corda、Digital Asset Holdings、Hyperledger Fabric」といったブロックチェーン企業のソリューションが金融市場で採用されると記載されていますね!

✅ILPで全ての取引ネットワークがつながる未来

異なる元帳同士を相互に接続するプロトコル(規格)である「InterledgerProtocol(ILP)」は、元Ripple社のStefan thomas、Evan Schwartzにより考案されました。

InterledgerProtocol(ILP)を活用することにより、すべての異なる元帳同士を相互に接続し、リアルタイムに元帳を超えた価値の転送ができるようになります。

✅暗号資産XRPは、価値取引ネットワークの血液

InterledgerProtocol(ILP)の考案者でもある、元Ripple社CTOの Stefan Thomas 氏が「Talks at Google」のプレゼン内で公表した資料によると…、

「Interledgerのネットワーク内では、十分に効率化された決済用デジタル資産(例えばXRP)により、リアルタイムなネットワーク内の決済を可能にする」といった要旨の発表をおこなっています。

≫外部サイト:Talks as Google

✅進行中のプロジェクト

価値のインターネット(IoV)の実現に向けて進行中の主要なプロジェクトをまとめると、次のとおりです。

【進行中のプロジェクト】

  • ①国際送金決済ネットワークを革命し、中央銀行向けのCBDCプライベート元帳の提供を計画するRipple社
  • ②R3CordaおよびHyperledgerとの統合
  • ③ビル&メリンダ・ゲイツ財団のMojaloopプロジェクト
  • ④CBDCプライベート元帳

これらのビッグプロジェクトは、価値のインターネットの実現のためにInterledger技術を基盤として異なる元帳間の相互運用性を確保したうえで開発が進められています。

 

✅Interledger×Codiusによるスマコンの実現

元Ripple社CTOのStefan Thomas氏は「Interledgerを前提として、CodiusはETH(1.0/2.0)やXRPL Hooksと比較してはるかに優れたスマートコントラクトの実装機能になる可能性がある」と示唆しています。

 

暗号資産RippleXRPが今後価格上昇する可能性がある理由:まとめ

こういった背景にあり、暗号資産RippleXRPが今後価格上昇する可能性がある理由を紐解くと…、

【計画①:異なる元帳間の相互接続性の確保】

  • デジタル資産:XRP・Ethereum
  • エンタープライズ分散元帳:R3Corda、Hyperledger
  • モバイルマネー:Mojaloop
  • 銀行:RippleNet
  • 中央銀行:CBDCプライベート元帳

まずは、InterledgerProtocol(ILP)により異なる元帳間の相互接続性を確保する。そして…、

【計画②:暗号資産XRPによる流動性の提供】

異なる価値取引ネットワーク同士を相互接続し、Interledgerネットワーク内の高効率な決済用資産として「暗号資産XRP」を活用する。

これにより、「価値のインターネット(IoV)」が実現し、世界中のあらゆる価値はリアルタイムに相互接続することができるようになる。

✅XRPは広大な価値決済ネットワークの血液

これほど尊大な価値決済ネットワーク内にあり、「縁の下の力持ち」として高スループットな価値決済の基盤となる暗号資産XRP および XRP元帳。

つまり、キーポイントは…、

【キーポイント】

  • ①あらゆる元帳を相互接続するInterledgerのネットワーク
  • ②Interledgerネットワーク内で流動性を提供する「決済用デジタル資産:XRP」

キャピタルマーケットおよび貿易金融においては、「HyperledgerFabric」や「R3Corda」といったプライベート元帳の活用が予測されています。

こういった全体像のストーリーにあって、暗号資産XRPの今後の価格上昇に期待してしまう投資家は多いのではないでしょうか?

 

≫今後、RippleXRPの価格上昇が期待されている理由【まとめ】

 

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