- RippleXRP:直近の注目事項☆
- ✅Volanteが2021年4月のPayTechAwardsで即時支払いソリューション賞を受賞
- ✅R3社がOneHypernetと提携
- ✅Asheesh:トークン化された未来のための進化するRippleNet
- ✅センディ・ヤング氏が欧州事業マネージングディレクターに就任
- ✅Mintableとの提携:チームRippleX
- ✅DavidSchwartz氏が、FaderatedSidechainを提案/解説
- ✅エジプト国民銀行(NBE)がリップル社のパートナーを発表(LuLu International Exchange と接続):2021年5月18日
- ✅Rippleが新しいオラクルベースのスマートコントラクト設計で米国特許を取得
- ✅Visaが、アクセラレータプログラムにModusBoxを選択
- ✅Interledgerラフィキ(rafiki)のオープンな構築を発表
- ✅シンガポール中銀 MAS がMojaloopのサポートメンバーに
- ✅XRPL Grants(助成金)が組成される
- ✅Central Banking:クロスボーダー決済資料にRippleODL決済が記載
- ✅Goldman Sachs資料内でRippleを「Global settlement network」と言及
- ✅北アフリカ最大の「エジプト国民銀行:NBE」がRippleNetに参加
- ✅MercuryFX.南アフリカの政府間フィンテックワーキンググループ(IFWG)の規制サンドボックスに参加
- ✅東南アジアでRippleNet取引が10倍に増加
- ✅Ripple社がTranglo社の40%株式を取得
- ✅LTES:ローカルエクスチェンジトレードシステム
- ✅資本市場および貿易金融での連携
- ✅AMM:自動マーケットメイキング
- ✅CBDCプライベート元帳
- ✅x-Assets:XRP元帳担保付資産
- ✅R3CordaおよびJPモルガン決済プラットフォームはXRPを活用可能か?
RippleXRP:直近の注目事項☆
✅Volanteが2021年4月のPayTechAwardsで即時支払いソリューション賞を受賞
Payments as a Searvice でクラウドソリューションを提供している「Volante Technologies社」は、ISO20022などの新しい標準に適合したクラウド即時決済ソリューションを提供し、PayTechAwards:RialTimePaymentsSolution を受賞しました。
Volanteの対応するクラウド即時支払い
- 米国:ClearingHouseRTP
- SEPA:EBA RT1,ECB TIPS 即時支払い
- 中東:KSAIPSおよびUAEインスタントペイメント
これらの、24時間年中無休のリアルタイム支払いの利点を顧客に提供しています。
✅R3社がOneHypernetと提携
「OneHypernet」はシンガポールのスタートアップであり、DLT技術を利用して下記の達成を目指しています。
DLTによるマルチラテラルネッティング
- 現在のネッティング:CLSNet-バイラテラルのネッティング
- OneHypernet:マルチラテラルネッティング
プライバシーが保護されている場合、すべての外国為替ポジションは同じ決済サイクル内にふくめることができ、真の多国間・多通貨決済ができるため、重複するプロセスと流動性のコストが削減できます。
「OneHypernet」は、シンガポール中銀(MAS)からPoCの助成金を受けており、R3ベンチャー開発プログラムに参加しました。
✅Asheesh:トークン化された未来のための進化するRippleNet
Rippleコラムにて、Ripple社のAsheeshBirla氏が「トークン化された未来のための進化するRippleNet」を公表。
”将来的には、すべての顧客が同じ基本サービスと暗号と法定通貨の両方をサポートするように設計されたウォレットでRippleNetに参加する予定です。”
”ウォレットを採用することで、顧客は最新のブロックチェーン対応ソリューションを利用して最先端を維持する準備が整いました。”
”プラットフォームは、顧客が望むようにシームレスにアップグレードして新しいサービスを追加するように設計されています。”
”将来的には、顧客はRipple対応のウォレットを使用して、XRP、BTC、Stablecoins、およびトークン化されたものすべてを保管できるようになります。”
進化したODL送金
”長年にわたり、ODLを改良し、製品を合理化して効率とエクスペリエンスを向上させてきました。現在、ODLのお客様は、暗号通貨ウォレットを介して国境を越えた支払いのためにXRPを直接送信できます。”
”サードパーティを通じてXRPを調達する代わりに、ウォレットを活用してオンデマンドでXRPを調達できます。””これにより、支払いフローの摩擦を減らしながら、顧客により多くの柔軟性と選択肢を提供します。”
”また、オンボーディングプロセスを簡素化し、単一のウォレットで複数の通貨を有効にすることで、新しいパートナーや通貨で迅速に成長および拡張できるようになります。”
✅センディ・ヤング氏が欧州事業マネージングディレクターに就任
マスターカードで「戦略・商業化・銀行/フィンテック間の連携、事業開発の推進」において指導的役割を果たしてきた「センディ・ヤング氏」が、Ripple社の欧州事業部のマネージングディレクターに就任しました。
✅Mintableとの提携:チームRippleX
Mintableは、デジタルアイテムをシームレスに作成、購入、販売できるNFTマーケットプレイスのスタートアップです。
MintableのシリーズAとして1,300万ドルの資金を調達し、RippleX、Expedia Group、Double Peak、7 O’Clock Capital、640 Oxford Ventures、Digital Finance Group、Spark Digital Capital、Reimagined Ventures、840 VenturePartnerの社長であるJohnKim氏などがこのラウンドに参加しました。
✅DavidSchwartz氏が、FaderatedSidechainを提案/解説
FederatedSidechainとは?
「フェデレーテッド」とは、「連邦制」の意味
フェデレーターは、少なくとも1つのサイドチェーンでバリデーターを実行する当事者によってのみ実行されます。
実現できる機能
XRPLにインポートされたフェデレーション資産は、XRPLの統合分散型取引所で取引されます。サイドチェーンにインポートされたXRPは、統合分散取引所の流動性にも使用されます。
許可制、または分散型の仕組みで処理されるサイドチェーンにより、XRP元帳を介して相互に資産をやり取りすることができます。
さらに、XRPを許可制のサイドチェーン上で決済することにより、トランザクションの秘匿性を保つことができる。送金コストもほぼゼロにできる。TPSも上げられる。
または、NFTプラットフォームや、XRPのスマコンプラットフォームとしてSideChainを活用することができる。
必要な変更
- 「Faderator」ソフトウェアの構築
- ライブ・XRPLネットワークの運用に些細な2つの変更
- XRPLサーバーソフトウェアに新しい機能を追加し、サイドチェーンとして動作できるようにする。
仕組み
サイドチェーンのバリデーターは、マルチサインウォレットをXRPメインネット上に保有し、メインネットからサイドチェーンに資産を移動する際には、メインネット上で資産を保管します。
同様に、サイドチェーンでXRPとは別のネイティブ資産を発行する場合には、サイドチェーンのマルチシグウォレットを活用することで、サイドチェーン上の資産をXRPメインネット上で取引することができます。
サイドチェーン内では、XRPメインネットとは別のバリデーション作業によりトランザクションが作成され、資産はサイドチェーン内で移動することができます。
サイドチェーンからメインチェーンに資産を移動する際には、「Faderator」を実行するバリデーターの必要なマルチ署名によってのみ資産の移動が可能であり、マルチサインウォレットから、指定のメインネット上のアカウントに資産が移動できます。
サイドチェーンの利点
このソフトウェアを使用することにより、誰でもXRPLedgerのサイドチェーンの実行を選択することができます。
開発者は、サイドチェーンによりネイティブDeFi機能やスマートコントラクトなどの新しいユースケースを利用可能になります。さらに、将来的には成功した機能がXRPLメインネットに移植される可能性まであります。
サイドチェーンによる直接的な利点
- 水平スケーリング:サイドチェーンは、独自の料金システム、トランザクション容量、トランザクションタイプをもつことができます。
XRPを保持する数千のユーザーでシステムを作成したい人にとって、サイドチェーンがより良い選択肢になる可能性があります。 - 低リスク:XRPLedgerは、まったく変更する必要がありません。
- 少ない労力:ブロックチェーンを試す必要がある人は誰でも、XRPLテクノロジーに基づいた安全なシステムをすぐに使い始めることができます。
- 長いロードマップ:人々が面白いと思うものについてのフィードバックに基づいて、新しい機能を長期間にわたって追加することができます。
XRPLに必要となる変更
ビジョンを達成するために、XRPL自体では使用されないXRPLソフトウェアのいくつかの変更をくわえる必要があります。
CBDCプライベート元帳も相互運用可能になる
※これは、フェデレーターおよびサイドチェーンバリデーターの実行に基づいて実現することができる。
✅エジプト国民銀行(NBE)がリップル社のパートナーを発表(LuLu International Exchange と接続):2021年5月18日
北アフリカ最大の銀行である「エジプト国民銀行(NBE)」は、RippleNetを介して、UAE拠点の金融プロバイダー「LuLu International Exchane」と接続し、
アラブ首長国連邦(UAE)からエジプトへの国境を越えた支払いを処理します。
✅Rippleが新しいオラクルベースのスマートコントラクト設計で米国特許を取得
ソフトウェアの命令シーケンスを検証するシステムおよび方法(2018年1月17日 出願、2020年9月29日 特許)
✅Visaが、アクセラレータプログラムにModusBoxを選択
ModusBoxと言えば、Mojaloop財団のサポートメンバーでもあり、途上国地域における複数のMojaloop実装をリードしてきたMojaloopプロバイダーです。
Visaは、「デジタル決済の世界的リーダーと提携することで、先見の明のあるスタートアップが世界規模で解放する迅速な方法」として、アクセラレータープログラムを作成しました。
アクセラレータプログラムでは、ModusBoxはVisaのメンター、パートナーのグローバルネットワーク外部幹部、および4つのスタートアップ(Brankas、Curlec、DigiSecure、Open)と協力します。
✅Interledgerラフィキ(rafiki)のオープンな構築を発表
元Ripple社CTO 現Coil CEO である Stefan Thomas氏 により、InterledgerRafikiのオープンな提供がアナウンスされました。
(より単純なAPIによりInterledger機能にアクセス)
✅InterledgerRafikiとは?
GithubのRafiki解説ページを参照すれば、「Rafikiとは、InterledgerAPIの包括的なセットを公開するオープンソースパッケージです。」「Rafikiはウォレットプロバイダーによって実行されることを目的としており、ユーザーにInterledger機能を提供できるようにします。」と解説されています。
Rafikiをウォレットプロバイダーが実行することにより、ユーザーは簡単にInterledger支払いを実行することができるようになります。
InterledgerRafiki:発表の経緯
元Ripple社CTO 現Coil CEO である「Stefan Thomas氏」は、Interledgerの機能を手軽にAPIを介して利用することができる「Interledger rafiki」をオープンンに構築することを発表しました。
Today, I am excited to introduce Rafiki.
With Rafiki, we hope to implement most of the advanced Interledger features that our partners and users have asked for.
We want all of this functionality to be available programmatically via APIs.
Read more: https://t.co/7OjPi8MJdH 1/3
— Stefan Thomas (@justmoon) May 26, 2021
Interledger Rafikiとは何か?
Interledger Rafikiとは何か?については、Coilの公式ブログでStefanThomasにより解説されています。
✅Coilとは?
Coilは、Web上のコンテンツにアクセスしてサポートするための世界初のオープンサブスクリプションです。(非営利財団法人であるInterledger財団によりサポートされています。)
しかし、オープンな開発を進められているInterledgerの1つの問題点として「マイクロペイメントのストリーミング支払い以外の支払いをサポートするはできないのか?」という質問が多くありました。
(Interledgerのウォレットは、現在マイクロペイメントのストリーミング支払いにのみ対応しています。)
WebがApacheHTTPサーバーで、ビットコインがビットコインコアで、電子メールがSendmail標準があるように、多くのソリューションにはオープンな標準により採用が加速されてきました。
これと同じように、「InterledgerRafiki」というオープンなInterledgerの標準により、Interledgerで利用可能な機能のほとんどを実装することが考えられています。
✅Interledgerラフィキで実装される内容
- 簡単な支払い(特定の金額を支払う)
- 定期支払い(サブスクリプション、および従量制)
- アプリベースの支払い(アプリをInterledgerウォレットに接続して支払いをする)
- 高度な支払い(ストリーミング支払いやその他の新しいユースケースを含む)
これまでのInterledgerでは、「マイクロペイメントのストリーミング支払い」のみがサポートされていましたが、「InterledgerRafiki」により、これらのあらゆるInterledgerによる支払い機能がAPIを介して利用できるようになります。
InterledgerRafikiで可能となること
以上のようなInterledgerRafikiの機能により、以下の実装が可能となります。
✅InterledgerRafikiの実装により
できるようになること
- 送金:チップを送る、友達に支払う、など
- 受け取る:インターレジャーで支払いを受け取る
- 明細(インヴォイス):オンラインで物を買う
- 支払い契約(マンデート):有料サブスクリプション
- アプリ支払い:アプリをウォレットに接続します
ブラウザ拡張機能を追加することにより、ユーザーはInterledgerウォレットをリンクして、Webサイトに簡単に支払いをおこなうことができるようになる。
(InterledgerRafikiを利用することにより、開発者は資金を処理したり、独自のライセンスを取得したりする必要がなくなります。)
✅要約:まとめ
つまり、これまでのInterledgerでは、開発者はWebMonetizationを実装するために独自にライセンスを取得したり資金を処理する必要があった。
しかし、「InterledgerRafiki」をウォレットプロバイダーが実行することにより、ユーザーと開発者はAPIを介して簡単にInterledger支払いを実行することができるようになる。
さらに、このInterldegerRafikiの開発はオープンに進められるため、Githubによりその進捗を確認することができます。
※このRafikiの開発にリソースを割くために、WebMonetization対応のブログプラットフォームである「CoilBlogs」は廃止されます。
✅シンガポール中銀 MAS がMojaloopのサポートメンバーに
シンガポール中銀の「MAS:Monetary Authority of Singapore」が、MojaloopFoundationのサポートメンバーになりました。2021年5月
✅XRPL Grants(助成金)が組成される
「XRPL LABS」および「rippleX」の支援により、「XRPL Grants(助成金)」が組成されました。
「XRPL Grants」の第一ラウンドでは、特にXRPLベースのNFTプラットフォームに重点が置かれています。
✅第1ラウンドの重点分野
- XRPLベースのNFTマーケットプレイス
- XRPLベースのNFT発行プラットフォーム(ミンティング)
- XRPLベースのNFTウォレットサポート
- XRPLベースのNFT用のツールとサービス
✅Central Banking:クロスボーダー決済資料にRippleODL決済が記載
「Central Banking」とは、中央銀行とそのサービスプロバイダーをカバーした情報リソースを提供するイングランドウェールズの企業「InfoproDigital Risk社」が発信する中央銀行情報のことです。
※中央銀行に関する専門情報誌のような情報を発信するメディアです。
その「Central Banking」の2021年5月18日付の資料「Cross-border payments and cooperative oversight」内にて、「新しい形態の国境を越えたクロス通貨決済」としてRippleODL決済が記載されていました。
✅新しい形態の国境を越えた通貨間の決済
- 新規参入者の参入と既存企業の反応
–送金を再発明するフィンテック決済サービスプロバイダー
(TransferWise、Revolut)
–代替接続サービス
(リップルコネクト、GPIを使用したSWIFTによる応答)
–ブリッジ通貨としての暗号資産の使用
(リップル流動性、DLT CLSNetに基づく代替案)
–CBDCの代理としての決済資産
(主要通貨でのホールセール(DvPおよびPvP)決済を改善するための主要ソブリン通貨建てのデジタルトークン。発行された中央銀行で保有されている資金に完全に裏付けられています) - CBDC(階層型CBDC)と組み合わせることもできます
特に気になるポイント
CLSNetとは何か?
CLSNetとは、CLS決済サービスの外部で決済されるFX取引向けの標準化された自動バイラテラル決済ネッティングサービスです。
従来のSWIFTチャネルまたは分散型元帳テクノロジー(DLT)を介してFX命令を送信できるようになります。
CLSNetはIBMと協力して開発され、Linux FoundationのHyperledger Fabricブロックチェーンフレームワークで動作します。
✅CLSNetの参加銀行リスト
- Actinver
- Bank of America
- Bank of China(Hong Kong)
- BNP Paribas
- Citibank
- Goldman Sachs
- Intesa Sanpaolo
- JPMorgan Chase
- Mogan Stanley
※ただし、こちらの記事にもあるとおり、CLSNetは”取引の入力時限や取り扱い通貨の制約などの理由によってCLS決済に持ち込めない為替取引”について、バイラテラルなネッティングをするためのプラットフォームとなっており、RippleNetとは用途が異なるようです。
✅Goldman Sachs資料内でRippleを「Global settlement network」と言及
Goldman Sachs Asset Managementによるプレゼン資料で、RippleXRPが「A global settlement network for other currencies or other units of value」と言及されていました。
✅北アフリカ最大の「エジプト国民銀行:NBE」がRippleNetに参加
北アフリカ最大の銀行である「エジプト国民銀行:NBE」はRippleNetへ参加し、UAEを拠点とする金融サービスプロバイダー「LuLu International Exchange」と接続してUAEへ国境を越えた支払いを送信します。
エジプトは、インド、中国、メキシコ、フィリピンに次ぐ世界の送金先トップ5の1つです。
✅MercuryFX.南アフリカの政府間フィンテックワーキンググループ(IFWG)の規制サンドボックスに参加
IFWG:Intergovernmental Fintech Working Groupは、南アフリカの金融市場におけるフィンテックと革新の役割を促進するために存在しています。
IFWGが実施するコホート1の規制サンドボックスとして、ODLを活用した「MercuryFXによる国際決済」および、「Xagoによるクロスボーダー送金」の2つが選定されました。※サンドボックス = 実験環境
IFWG規制サンドボックス-最初のコホート
イノベーター | イノベーターのコアビジネス | サンドボックスの内容 |
人民基金 | 消費者が投資する意思のある中小企業(SME)の資金調達を容易にするクラウド投資プラットフォーム。 | サンドボックスは、クラウド投資プラットフォームの仲介のための処理と適切なフレームワークを明確にすることを目指しています。 |
南アフリカスタンダード銀行 | スタンダード銀行は、アフリカおよび海外の個人、企業、機関、企業に銀行および金融サービスを提供する金融機関です。 | テストの範囲はブロックチェーンプラットフォームを利用して南アフリカ銀行の財務監視部門に提出された国境を越えた外国為替取引の報告に限定され、報告がタイムリーであり、規定されているすべての関連する報告規則に準拠していることを確認します。 |
インベステック銀行 | インベステックは、個人、企業、仲介業者にスペシャリストバンキングおよびウェルス安堵インベストメントサービスを提供します。 | Investecは、革新的なDigital Asset Vault製品を通じて、暗号資産の安全な保管サービスをテストしています。 |
Xago Technologies | クロスボーダー送金 | 規制上の観点から、暗号資産(特にRippleXRP)の規制上の取り扱いのテスト。南アフリカと英国の間で関連当局によって規定された一連の制限を条件としてクロスボーダー取引をおこない、取引について関連当局に報告する。 |
MercuryFX | 国債決済 | 南アフリカと英国の間で、低額の国境を越えた送金のために使用されている暗号資産(特にXRP)の規制上の取り扱い、および関連する規制報告の影響と義務をテストしています。 |
Centbee | デジタル決済の革新 | Centbeeは、南アフリカとガーナの間で、低額の国境を越えた送金について、暗号資産(具体的にはBTCと、BSV)の規制上の扱いをテストしています。 |
✅東南アジアでRippleNet取引が10倍に増加
東南アジアマネージングディレクターとして「Brooks Entwistle」を採用。
タイのサイアム商業銀行(SCB)を中心に、シンガポールの送金業者「BKKForex」および、フィリピン最大のノンバンク送金サービスプロバイダー「iRemit」など。
BKKForexは、RippleNetCloudを介してSCBおよび金融ソリューションプロバイダーのDeeMoneyに接続し、シンガポールからタイへの中小企業および送金の支払いを処理します。
✅Ripple社がTranglo社の40%株式を取得
Tranglo社は、アジアを代表する国境を越えた決済スペシャリストです。
このパートナーシップにより、Rippleはこの地域で増大する顧客の需要に対応し、RippleNetのオンデマンド流動性(ODL)サービスの範囲を拡大できます。
国境を越えた決済サービスのパイオニアとして、Trangloはフィリピンなどの既存の回廊をサポートし、現在のネットワーク内に新しいODL回廊を導入する上で重要な役割を果たします。
→RippleNetでは銀行間を波打つ(Ripple)支払いがおこなわれるため。
Rippleがこの地域でODLフットプリントを拡大するにつれて、ODLを使用するRippleNetの顧客は「RippleCreditLine」を活用して運転資金を開放し、国境を越えた支払いをこれまで以上におおくの市場に拡大できるようになります。
✅LTES:ローカルエクスチェンジトレードシステム
LETSというのは、コミュニティ内の信用にもとづき発行されるローカルな通貨に基づく取引システムのこと。
たとえば「○○で利用できる肩たたき券」のように、限定された用途でのみ利用できるトークンを発行する。
発行されたトークンの価格は発行量と市場での需給にもとづきリアルタイムに変動する。
たとえば、肩たたき券を10人に対して1万枚発行したとすれば、1回あたり10円で肩たたきをする必要があるかもしれない。
発行者が実際に提供するサービスに対して、市場は適切なサービス価格に自然と収斂する仕組み。
具体例
たとえば、ほかにも「○○のブログ記事を1記事読むことができるトークン」を発行することもできる。
「Youtubeを100分間見ることができるトークン」といったものも可能である。
✅資本市場および貿易金融での連携
資本市場および貿易金融の分野においても、分散元帳技術による効率的な情報共有、契約、アセットの交換がおこなわれていく流れがあります。
現状、資本市場および貿易金融分野で主要な採用をよそくできるエンタープライズ分散元帳は、①R3 Corda および ②Hyperledger Fabric の2つがあります。
ILPが取引ネットワークをつなぐ
ILP(Interledger Protocol)とは、異なる取引ネットワーク同士をつなぐ相互運用性規格です。
✅AMM:自動マーケットメイキング
✅CBDCプライベート元帳
✅x-Assets:XRP元帳担保付資産
✅R3CordaおよびJPモルガン決済プラットフォームはXRPを活用可能か?
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